RECRUIT配送部
インタビュー 2006年入社 佐々木 幸男さん

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商品だけでなく、お取引先の声も運ぶ仕事

入社したきっかけを教えてください

20歳頃から大手配送会社のグループ会社に勤務していました。会社都合で退職することになったのですが、次も車を運転する仕事がいいなと思っていたら、はしづめ製麺が配送の仕事の募集をしていました。その時に入社しました。

 

どのように仕事に慣れていきましたか?

現在、弊社では体験入社の制度があります。私の入社当時は、入社後約1ヶ月を試用期間としていました。最初は先輩ドライバーに同乗するのですが、途中から自分の運転で配送ルートを覚えてもらいます。2〜3ヶ月かけて単独でコースを回れるようになると一人前ですね。私の場合は経験者で、前職と配送エリアが重なっていたこともあり、1ヶ月ほどでコースを覚えました。未経験者でも、道路事情や土地に馴染みがない人でも、一人一人に合わせて丁寧に教えるようにしています。

 

佐々木さんのお仕事の1日の流れを教えてください

出社後、まずはメールに届いている受注内容をチェックします。その後、注文表に全ての注文内容を入力します。在庫と照らし合わせて確認作業を行い、商品をトラックに積み込み始めます。それらを終わらせてから出発するのがルーティーンです。所属する配送スタッフはそれぞれ担当する配送コースを回っています。私は、会社付近の品川エリアのお取引先から始まって、川崎方面へ向かい、その後二子玉川、渋谷と移動し、五反田、赤坂、六本木エリアを回っています。最後は品川方面に戻り、完了です。納品先によっては入庫できない時間帯があったり、コースの回り方は各担当で工夫して考えます。例えば、ホテルの場合は検品作業の時間が必要です。日によりますが、お昼前には全ての配送を終えて会社に戻っています。

 

お仕事の魅力や面白い点は?

生麺なので、温度管理含めて慎重に扱います。商品への愛着も自然と深まっていきますね。テレビで自社のレストランや、お取引先のホテル・レストランが紹介されると、気になってチェックしています。また自社で製造した麺を自社で配送しているので、他の配送会社と比べても仕事自体は安定していると感じます。配送部の仕事は朝は早いですが、午後からは自分の時間が作れます。週休二日でプライベートを充実させることもできます。

 

普段から気をつけていることはありますか?

基本的なことになりますが、交通違反や事故などが起こらないように、常に安全運転を心がけています。健康管理も大切ですね。毎日の手洗いうがいと、おかしいなと思ったらすぐ病院に行くようにしています。

 

今挑戦していることを教えてください

所属する配送部だけではなく、会社全体や他の部署のことを意識して仕事をしています。私は社歴も長いので、経験からアドバイスできることがあれば他部署のことであっても行っています。

直接商品をお客様にお届けする部署ですので、このお店は注文数が増えてきたなとか、在庫をもう少し増やした方が良さそう等、現場で気づくことがあります。そんな時は他の部署に共有して伝えています。納品先で料理人の方とお話しした際に、「最近こんな麺を作ったんです」とおすすめしたり、逆に料理人の方から「こういう麺はありますか?」と聞かれることもあります。定番の麺をご提案したり、料理人の現場の声をヌードルアドバイザー(※1)へつなげて、次の展開への橋渡し役であるように心掛けています。なるべく現場での生の声を吸い上げて、社内に還元できるようにしています。料理人の方に近い位置にいる自分の役割だと思っています。

※1 麺のお困りごとに対して直接お伺いし、アドバイスやサンプルのお届け、新商品に対する企画提案などを行う。アドバイザー。

 

どんな人が配送部に向いていますか?

まずは、早起きできる人です。次に、お客様に直接会う部署ですので人と接することが好きな人ですね。未経験から始めた人もいます。運転が好きかどうかも長く続けるのに重要でしょう。交通情報や地理に関しては徐々に覚えれば大丈夫なので、心配不要です。まずは1ヶ月やってみて、次は3ヶ月、さらに半年、1年、3年…というふうに、自分の中で目指す期間を決めて取り組んで欲しいです。そんな風に続けて、私の場合は勤続16年になりました。